前回は、Claude Codeが「コードを書くだけでなく、実行して直すところまでやってくれるエージェント」であることと、ターミナル・IDE・デスクトップ・Web・スマホと、いろいろな場所から使えることを紹介しました。
今回は、実際にどんな指示を出すと、どこまで任せられるのかを具体的に見ていきます。
面倒な作業を丸ごと任せる
後回しにしがちな地味な作業ほど、Claude Codeの得意分野です。「認証まわりのテストを書いて、実行して、失敗したら直して」というように、ひとつの指示で、テスト作成・実行・修正までの一連の流れを任せられます。
プロジェクト全体のコードスタイルの統一、依存ライブラリの更新、リリースノートの作成なども、同じように一括で頼める作業の代表例です。
バグ修正:エラーメッセージを渡すだけ
エラーメッセージをそのまま貼り付けたり、「ボタンを押すと画面が固まる」といった症状を伝えるだけで、Claude Codeはコードベース全体をたどって原因を特定し、修正を実装してくれます。
gitの操作もそのままお任せ
Claude Codeはgit(変更履歴を管理する仕組み)とも直接連携します。変更をまとめてコミットし、分かりやすいコミットメッセージを書き、ブランチを作成し、プルリクエスト(変更内容のレビュー依頼)を開く、といった一連の作業もこなせます。
外部ツールともつながる:MCP
以前のAIエージェントの回で紹介したMCP(Model Context Protocol)、覚えていますか? Claude Codeもこの仕組みを使って、Googleドライブの設計ドキュメントを読んだり、Jiraのチケットを更新したり、Slackから情報を取ってきたりと、外部のツールと連携できます。
応用編:複数のエージェントを同時に動かす
ひとつのタスクを、複数のClaude Codeが手分けして同時に進める「サブエージェント」という使い方もあります。全体を指揮する「リード役」のエージェントが作業を割り振り、それぞれの結果を統合する仕組みです。
また、決まった作業を毎朝・毎週といったスケジュールで自動的に実行させる機能もあり、「PRのレビューを毎朝チェックしておく」「週次で依存ライブラリの更新を確認する」といった定型業務の自動化にも使われています。
次回予告:安全に付き合うためのコツ
ここまで聞くと、かなり便利に思えますよね。ただし、ファイルシステムに直接アクセスできる分、使い方を間違えると思わぬトラブルにもつながります。最終回となる次回は、Claude Codeと——広くはAIエージェントと——安全に付き合うためのコツを解説します。

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