【推し活×AI】第2回 気をつけたい著作権・肖像権の壁

前回は、感想文の整理や参戦計画づくりなど、生成AIと楽しむ「作る推し活」の広がりを紹介しました。今回は、特に気になる「推しをAIで描いてもらう」ことに関わる、著作権・肖像権の話を整理します。

LUX
ねえねえ、知ってる?

今日はちょっと真面目な話。でも、これを知っておくと、安心して長く推し活を楽しめるようになるよ。

キャラクターには「二次創作ガイドライン」がある

アニメやゲーム、漫画のキャラクターには著作権があります。多くの作品では、ファンが自主的に作るイラストや小説(二次創作)について、権利元が「どこまでなら許容するか」を示した二次創作ガイドラインを公開しています。

ただし、こうしたガイドラインの多くは、AIが登場する以前に作られたものです。そのため、「AIで生成したイラストが対象に含まれるか」は、作品によって扱いがまちまちで、はっきり書かれていないケースも少なくありません。ガイドラインの中で明示的にAI生成物を許可・禁止しているかどうかを、まず確認する習慣をつけましょう。

ポチ
POCHI // MEMO

補足:公式サイトの「二次創作について」「ファンアートガイドライン」といったページを確認するのが基本。記載がない・判断に迷う場合は、無理に生成せず、避けるのが安全だ。

実在の人物には「肖像権」がある

アイドル、俳優、スポーツ選手など、実在する「推し」の場合は、キャラクター以上に注意が必要です。本人の顔や姿には肖像権があり、本人の許可なくAIで似せた画像や動画を作ることは、権利の侵害にあたる可能性があります。

以前の「動画生成AI」シリーズで紹介したディープフェイクの問題とも直結する話です。技術の精度が上がるほど、本物との区別がつきにくくなり、本人や周囲を傷つけてしまうリスクも大きくなります。

LUX
ねえねえ、知ってる?

「本物そっくり」に作れちゃうからこそ、実在する推しの画像や動画をAIで生成するのは、とても慎重になるべきポイントなんだ。

公開・販売するなら、なおさら慎重に

SNSで公開したり、即売会などで販売したりすることを考えている場合は、個人で楽しむとき以上に注意が必要です。商用利用や公開を想定する場合は、必ず該当する権利元のガイドラインを個別に確認しましょう。

次回予告:安心して楽しむための付き合い方

著作権・肖像権の壁を踏まえたうえで、最終回となる次回は、それでも思い切り推し活を楽しむための、具体的な付き合い方を紹介します。

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この記事を書いた人

IT・セキュリティ・財務の資格を持つオールドミドル。
器用貧乏、週末は大抵疲れ気味。
漫画・アニメをこよなく愛し、週末は900ccバイクで風を切る。
おまけで大の戦国ファン
【プロフィール】
資格:IT・セキュリティ国家資格 / 財務資格保持者
趣味:バイク(900cc)/ 漫画・アニメ / 動画制作
性格:器用貧乏・熱中しては疲れる
口癖:「なんとでもするさ」

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