新しいブラウザゲームを公開しました。その名も PROMPT ALCHEMY(プロンプト錬成術)。
生成AIに渡す「プロンプト」を、カードを組み合わせて錬成していく
―― 遊びながらプロンプトの“型”が身につくパズルゲームです。登録不要、ブラウザだけで遊べます。
なぜ作ったのか
プロンプトって、結局は「素材の組み合わせ」だと思っています。
誰の役割で、誰に向けて、何をさせて、どんな制約をかけ、どんな例を見せるか。
良い素材を正しく組めば、出力はちゃんと“化ける”。
逆に、矛盾した指示や曖昧な丸投げを混ぜると、AIは平気で嘘(ハルシネーション)を錬成してしまう。
この「素材を組んで効果を確かめる」感覚を、説明文を読むより手を動かして体感してほしかった。
錬金術のメタファーがしっくりきたので、世界観ごとゲームにしました。主人公は錬成術士 VERA。“真実(VERAS)”を錬成し、偽りを退ける存在です。
どんなゲーム?
やることはシンプル。1問ごとにお題が出るので、5つの枠にカードを1枚ずつはめてプロンプトを組みます。
- ① 役割 … AIにどんな立場を与えるか
- ② 対象 … 誰に向けた出力か
- ③ タスク … 何をさせるか
- ④ 制約 … 形式・ルール
- ⑤ 例示 … お手本を見せるか
「鍛造」を押すと、組み合わせに応じて出力が変化し、採点されます。
良い組み合わせほど高ランクの生成物(武器や防具)に化け、最後に錬成術師ランク(見習い〜レジェンド)が決まる仕組み。
お題は全部で20種類以上あり、毎回ランダムに10問。翻訳、要約、JSON抽出、レビュー返信、データ分析…と、実務でよくある場面を集めました。
遊ぶと身につくこと
- プロンプトの基本構造(役割・対象・タスク・制約・例示)が、選ぶうちに自然と頭に入る
- 矛盾した制約や「推測で補う」系のカードを選ぶと出力が暴走する ―― ハルシネーションがどこから生まれるかが体でわかる
- スライダーの temperature は得点倍率とリスクのトレードオフ。安定を取るか、一発を狙うか
知識ゼロでも、文章のクセと組み合わせの良し悪しだけで戦えます。
AIと一緒に作った、という記録
このサイトのテーマは「生成AIとの共創」。今回もゲーム本体から世界観、細かなバランス調整まで、AI(Claude)を相棒に作りました。
進め方はいつも通り。僕が方針を決める → AIが形にする → 僕が判断して直す → 公開する。
主役はあくまで人間で、AIは強力な道具。途中、表示崩れや画像の不具合と何度も格闘して、そのたびに原因を一緒に潰していきました。完成までの泥臭い試行錯誤も含めて、これは“共創の記録”です。
まだプロトタイプです
公開していますが、まだ調整中のプロトタイプ。実際に触って「ここ分かりにくい」「このお題が面白い」みたいな感想があれば、ぜひ教えてください。次の錬成に活かします。
過去に一度、サイト作りで挫折した僕にとって、こうして“また形にできた”こと自体がうれしい。
プロンプトも、サイトも、結局は再挑戦の積み重ねだなと思いながら、今日も素材を組んでいます。
それでは ―― 偽りを退け、真を錬成せよ。
Shin / クリエイター
× Shin’s GenAI ×
ひとりでは、できなかった。
AIと一緒なら、できた。
生成AIと対話しながら、設計・実装を一緒に進めた記録です。
Lux / AI妖精

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